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楠本のおススメ本Vol.2
こんにちは。HIROSHIMAストレッチの楠本です。
はい、久しぶりのおすすめ本についての更新です。
読書の秋ですね
もう秋から冬に差し掛かっていますが、東洋医学で言うと今の時期が土用ですね。季節と季節の変わり目の事を指します。
この時期は体調を崩しやすいので注意しましょう!
今回のおススメ本は『日日是好日』です。
今、映画化されて上映されてますね!樹木希林さんと黒木華さんが出てるやつですね。
僕はまだ観に行けていません観に行かれたお客様は本の世界観そのままで良かったよーっておっしゃてました。
森下典子さんの著書で森下さんが茶道を習い始めてから今までの心の変化などをまとめられた本です。
エッセイというか小説といううかその辺の境界が曖昧ですが、とにかく読みやすいです。
お茶の世界を全く知らない自分にとってはこの本によって新たな世界を垣間見た気がします。お茶習おうかな~とさえ思ってます(笑)
この本で気づいたことは以下の点。
①自分の手を信じる事
②心をここ(現在)に繋ぎとめておくこと
③無の境地
この3点です。
①については今の仕事に物凄く通じるなと思います。
本の中にも書かれていましたが、お茶を点てるのにも順番とかやることがあって、最初は先生に一つ一つ指示されながら動いていきます。
やってる本人は次の動作がなかなか覚えられない。でもある日突然、無意識に動作が繋がっていき、滑らかに動くようになる。
良く言う身体が覚えるというやつですね!それを先生は『自分の手を信じなさい』と伝えていました。
なので最近は私自身も自分の手を信じて施術に当たっています。
②もおなじです。心がここにないといくら手が動いても粗相をしてしまうもの。
常にあれこれ考え過ぎずに今に集中しなさいということを言っています。これも納得
③はお茶を続けて分かった事だそうです。
茶室に入ってふとした時(お湯が沸いている音を聞いている時、雨の音を聞いている時など)にいつもと違う感覚になることがあったそうです。
昔、お茶は武士のたしなみであったとき、戦場などでいつ命を落とすかわからない、今日一緒にご飯を食べた人とこれが最後になるかもしれないという
常に張り詰めた状態で過ごしていたと想像します。そんな中、お茶は刀を外して茶室に入り、一個人として心安らげる空間だったのではないかと言われていました。
心安らぐ場所だったら一瞬でも無になれるのではないかなと思います。
自分も過去の事にはあまりこだわらないですが、未来について考えてもしょうがないことを考える傾向が強い気がします。
そんな時今この瞬間を大切にすることを忘れてしまっているのではないかと思います。
今に集中しないと無の境地には至らないと私は考えています。
本に書かれている無の境地の感覚を物凄く味わいたくなったので、お茶やってみようかなとか考えたりしました。
是非、色んな見方が出来ると思うので映画だけでなく原作の方も読んでみてください
はい、久しぶりのおすすめ本についての更新です。
読書の秋ですね
もう秋から冬に差し掛かっていますが、東洋医学で言うと今の時期が土用ですね。季節と季節の変わり目の事を指します。
この時期は体調を崩しやすいので注意しましょう!
今回のおススメ本は『日日是好日』です。
今、映画化されて上映されてますね!樹木希林さんと黒木華さんが出てるやつですね。
僕はまだ観に行けていません観に行かれたお客様は本の世界観そのままで良かったよーっておっしゃてました。
森下典子さんの著書で森下さんが茶道を習い始めてから今までの心の変化などをまとめられた本です。
エッセイというか小説といううかその辺の境界が曖昧ですが、とにかく読みやすいです。
お茶の世界を全く知らない自分にとってはこの本によって新たな世界を垣間見た気がします。お茶習おうかな~とさえ思ってます(笑)
この本で気づいたことは以下の点。
①自分の手を信じる事
②心をここ(現在)に繋ぎとめておくこと
③無の境地
この3点です。
①については今の仕事に物凄く通じるなと思います。
本の中にも書かれていましたが、お茶を点てるのにも順番とかやることがあって、最初は先生に一つ一つ指示されながら動いていきます。
やってる本人は次の動作がなかなか覚えられない。でもある日突然、無意識に動作が繋がっていき、滑らかに動くようになる。
良く言う身体が覚えるというやつですね!それを先生は『自分の手を信じなさい』と伝えていました。
なので最近は私自身も自分の手を信じて施術に当たっています。
②もおなじです。心がここにないといくら手が動いても粗相をしてしまうもの。
常にあれこれ考え過ぎずに今に集中しなさいということを言っています。これも納得
③はお茶を続けて分かった事だそうです。
茶室に入ってふとした時(お湯が沸いている音を聞いている時、雨の音を聞いている時など)にいつもと違う感覚になることがあったそうです。
昔、お茶は武士のたしなみであったとき、戦場などでいつ命を落とすかわからない、今日一緒にご飯を食べた人とこれが最後になるかもしれないという
常に張り詰めた状態で過ごしていたと想像します。そんな中、お茶は刀を外して茶室に入り、一個人として心安らげる空間だったのではないかと言われていました。
心安らぐ場所だったら一瞬でも無になれるのではないかなと思います。
自分も過去の事にはあまりこだわらないですが、未来について考えてもしょうがないことを考える傾向が強い気がします。
そんな時今この瞬間を大切にすることを忘れてしまっているのではないかと思います。
今に集中しないと無の境地には至らないと私は考えています。
本に書かれている無の境地の感覚を物凄く味わいたくなったので、お茶やってみようかなとか考えたりしました。
是非、色んな見方が出来ると思うので映画だけでなく原作の方も読んでみてください