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身体は繋がっています。~筋膜って!?~

こんにちは。HIROSHIMAストレッチの楠本です。

2018年も残すところ後2か月を切りました。
毎年1年1年があっという間に過ぎていく感覚です。この時間の流れよりも早く自分をアップデートしていきたいと思う今日この頃です。


今日は筋膜についての考察をしていきたいと思います。

筋膜というのは色んな解釈がありますが僕はアナトミートレインの理論に書いてあるコラーゲン性ネットワーク、というのがしっくりきます。


筋肉は元々筋繊維の集合体でその筋繊維を束ねて一つの機能体として作り上げています。
筋繊維と筋繊維をつなぐ間にはコラーゲン繊維とかエラスチン繊維とかいう結合組織があります。
これにより同じ様に作用する筋肉は束ねられて上腕二頭筋とか腓腹筋とかいう名称を付けているのだと思います。

更にもう一つ皮膚と筋肉をつなぐのもこのコラーゲン繊維ですし、骨と筋肉をつなぐのもそうです。骨にあるこのコラーゲン繊維の膜は俗に骨膜なんて呼ばれてますよね!
名称は違えど本質は身体を機能させるために各組織をつなぎ合わせているコラーゲン繊維の集合体と考えられます。
ということは身体全体にこのネットワークは広がっているという事だと思います。

アナトミートレインには11本の筋膜ライン(筋膜経線)が想定されています。解剖していった結果この筋肉とこの筋肉には筋膜的なつながりがあるという事が見いだされています。
このコラーゲン性ネットワークの不均衡が身体の歪みを作り、身体の特定部分に負荷をかけてしまい、痛みやコリに繋がっているのではないかということです。

それともう一つ、このコラーゲン繊維の硬さというか密度がそれぞれで違うというのもあります。これは身体を触ったときの感覚でわかります。
グニグニしてたり、筋張っていたり、板の様だったり。どれが良い、悪いではなく筋膜にも個性がありそれに合った調整法があるのではないかという事を考えています。


長々と書き連ねましたが、結局身体の不調がある部分だけが原因とは限らない。身体のひずみは身体の中で完結するので首の痛みの原因がもしかしたら足にあるかもしれない。という事を言いたいのです(笑)
その様な事を考えて毎日ストレッチ整体をしています。個人個人で身体の使い方は違うし、癖も違う。同じ腰痛でも原因が違う場合が多いのです。

もし今身体に不調がある方、ない方でも姿勢が気になる方はご相談お待ちしてます。

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