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寝返りが打ちにくい時...

こんにちは。HIROSHIMAストレッチの楠本です。

前回『東洋医学×ストレッチ』というブログをアップしました!

気血の流れが停滞しているところは経絡の伸びにくさが出ているので身体の可動域の制限がかかるというお話をしました。

今回は身体の可動域、特に体幹の回旋に左右差がある方の症例を一つ書いていきたいと思います。

50代女性の方です。
元々寝る時に腰が浮いてしまい、痛くなるという症状。
寝返りを打つもの辛い。

姿勢としては身体が前傾しており 、下半身に上半身が引っ張られている状態。
文字に起こすと伝わりにくいかもしれませんが、お尻がきゅっと後ろに出っ張てるような感じの姿勢です。
このような姿勢の人は下肢の筋肉の使用が優位になり、上下のバランスが崩れています。
姿勢からも胃経など前面の経絡の硬さが考えられます。

動作確認でも左右の回旋が行いにくい状態です。胆経の硬さが出ている状態ですね。
これが寝返りをやりにくくしている可能性があります。


この場合の対応としては下肢のストレッチを重点的に行っていきます。
まずは姿勢から下肢前面(大腿四頭筋、前脛骨筋、大腿筋膜張筋など)のストレッチを行います。←胃経、脾経のストレッチ
回旋については腰を捻るストレッチ(腹斜筋などラインとしては前鋸筋までのラインを意識します。)を行います。←胆経のストレッチ

ストレッチとしてはこの2つを行うことで変わります。
左に向きにくかったら右の側面の経絡のつまり、右に向きにくかったら左の経絡のつまりと考えます。
向きにくい方を重点的に伸ばしましょうsign01
もちろん他にも施術はしますnote
施術直後は特に身体の動かしやすさを実感頂けています。
この方も1~2週間に1回のストレッチ施術を2か月ほど受けて頂いてますが、少しずつお尻の出っ張る感じが少なくなってバランスが良くなってきています。

姿勢は習慣が作り上げるもの。
どの経絡が伸びにくいかを確認した上で必要なストレッチをかける事が大切だと思っています。
姿勢の悩みや動きの悩みがある方はご相談ください。

ストレッチで身体の習慣を変えていきましょうhappy02

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