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寒い時の皮膚の動き 上皮と真皮(インテグリン)

こんにちは、広島ストレッチ政本です。 
今日は皮膚の動きについて書いていきたいと思います。
膝などを痛めた時に、サポーターをしたりテーピングなど張ったりしますよね。皮膚からテープを張っただけで、膝の可動域を制限できたりします。皮膚の動きを止めるだけで関節の動きを調整できる。これ不思議だと思いませんか?
これには理由があります。それは皮膚(上皮)と皮下(真皮)の間にインテグリンという接着剤的な役割を果たす物が存在するために、皮膚の動きを固定するだけで関節の動きも制限されるという訳です。 
逆に考えると関節の動きが制限されれば皮膚の動きも制限をうけるということにもなります。

寒くなってくると身体は熱放散を防ぐ為に、皮膚の毛穴を閉じようとします。これは皮膚自体の可動域を制限する動きとなるので、皮膚から下の組織も影響を受けます。これらが過剰になることで当然可動域も悪くなってきます。
寒いこの時期のこの反応はしょうがない部分もありますが、過剰に反応してしまうと、可動域制限に繋がる要因にもなりますので、そういった場合には皮膚の動きをつけてあげることで改善することができます。 

お風呂に入ったときなど、皮膚を少し刺激してあげてください。動きが出ると思います。 
記事を書いていて乾布摩擦はまさにこの為にあるんだなと思いました(笑)
ではまた 

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