HOME > ブログ > 凝りと痛みの関係

ブログ

< お盆休みのお知らせ  |  一覧へ戻る  |  肩関節の安定性と自由度について【野球肩】 >

凝りと痛みの関係

こんにちは。HIROSHIMAストレッチの楠本です。

今日はいつかまた話しますといって1か月以上たってしまった筋肉のコリから痛みに繋がる理由をお伝えします。
ブログ『肩こり解消に一役買う体操♪』で筋肉の緊張状態が続くと血流不全が起こり、発痛物質が出てくるという事をお伝えしました。


まず、筋肉は自動での運動方向としては縮む方向のみの運動になります。
筋肉が縮み、筋肉の長さが短くなる事で関節が動かせるというわけです。これを等張性収縮といいます。
また、何か物を支える時など。うーん、アマゾンから届いた荷物を持って移動している時の腕とか(笑)
関節は動いてないけど力が発揮されている状態。これを等尺性収縮といいます。

難しい用語はいいとして(笑)筋肉は基本縮む方への運動を発揮します。

肩こりでいうとずっとパソコン作業などの仕事をしていると肩の上部分の筋肉達(僧帽筋上部、肩甲挙筋など)が収縮した状態になります。
ずっと筋肉が収縮した状態が続くと筋肉内の圧力が上がってきます。
圧力が上がってくると筋肉内を走行している血管などを圧迫します。
血管が圧迫されると血流が滞り、筋肉の細胞に栄養、酸素などが届かなくなります。
栄養が届かないと筋肉は次第に腐るわけですから何とかしないといけません。
そこで『おい、血液送ってくれよ!』という訴えをしないといけないのですが、それが発痛物質を出すという反応であるわけです。
発痛物質とは文字通り、痛みを感じさせる物質です。ブラジキニンとかプロスタグランジンとか色々あります(笑)
この発痛物質が出て、痛みを感じる神経に作用することにより痛みとして認識されるという流れになります。

端的に表すと

持続的な筋収縮→筋内圧の上昇→血管の圧迫、血流不全→発痛物質の遊離→痛みとして認識

という流れです。
ちょっと文字ばかりでわかりにくいかもしれませんが…

なので同じ姿勢を取り続けると筋肉の持続的な収縮が起こるし、コリや痛みに繋がるので良くないですよという事になります。
やはり適度に身体を動かすという事は大事です。


HIROSHIMAストレッチでも身体の習慣を変えていくというお手伝いをさせて頂いてます!
何かお困りのことがあれば是非、ご相談ください♪
お待ちしております!


< お盆休みのお知らせ  |  一覧へ戻る  |  肩関節の安定性と自由度について【野球肩】 >

PAGE TOP